自衞隊を我々だけの軍隊として、なぜ處遇しないのか。その六年餘におよぶ交遊を振り返り、いんちき軍事評論家が跋扈するのは自衞隊の知的怠惰であると、自衞隊に媚びず、自衞隊のために辧ずる、類例のない國防論。
第一章 軍隊を虚假にする馬鹿
第二章 掃海艇派遣は商賣である
第三章 負け犬根性を捨てよ
第四章 軍隊がなぜ必要か
第五章 陸上自衞隊富士學校
第六章 航空自衞隊第三航空團
第七章 航空自衞隊熊谷基地
第八章 航空自衞隊航空救難團
第九章 陸上自衞隊富士教導團
第十章 航空自衞隊第十七警戒群
第十一章 海上自衞隊第二航空群
第十二章 アメリカと戰ふのか
平成三年十二月 展転社 定價2,500圓